こめだぱすた@komeda_pastaです。
あなたは仕事が終わった時、妻に連絡をしていますか?
我が家では仕事の終わりには必ず「これから帰るね」と連絡を入れるようにしています。
元は妻からの要望ではじまった「帰るよメール」なのですが、気づけば出かけた際は必ず連絡をする習慣になりました。
帰るよメールをはじめたばかりの頃は、
「連絡が大切なのはわかるけど、毎日やる必要ある?」
「たまには忘れても仕方ないじゃん?」
と思っていたのですが、やるのとやらないのでは妻のストレスが明らかに違います。
この記事では夫婦関係が上手くいく統合失調症を支える為の「帰るよメール」をまとめました。
たった1通のメール術で夫婦円満な生活をおくることが可能になりますよ。
目次
仕事が終わったら「帰るよメール」
「今仕事終わったよ」「これから帰るね」など、仕事が終わったことをメールで知らせてあげましょう。
統合失調症を患うと急な出来事に対応できなくなります。
退社時間を伝えてあげることで、心の準備ができるようにしてあげましょう。
「早く帰ってくるのはむしろサプライズになっていいことじゃん」
と思ったあなた、残念ながら大間違いです。
急な出来事に対応できないのは、作業がすべてタイムライン化されているから
統合失調症の人は、急に起こった出来事に上手く対応することができません。
すべての作業が年表や時刻表のように、タイムライン化されているとイメージしてもらうのが、わかりやすいかもしれません。
例えば洗濯物をするならば、
- 手順1電源を入れる洗濯機の電源を入れます。
- 手順2洗剤を入れる洗濯物の量にあった量の洗剤と柔軟剤を入れます。
- 手順330分待つ洗濯機が止まるまで30分待ちます。
- 手順4洗濯物を取り出す洗濯機が止まったらすぐに中身を取り出します。
- 手順5ハンガーを用意するハンガーを5つ、ピンチハンガーを1つ用意します。
- 手順6洗濯物を干すシワが付かないように注意しながら干します。
といった具合に、頭の中で作業の順番が細かく指定されています。
どうですか?めちゃくちゃしんどくないですか?
家事を時間通りにキッチリこなそうとしている時に、夫が「サプライズ」と称して急に帰ってくれば、完璧に立てた予定がくずれてしまいます。
そもそも、「サプライズ」とは驚きや、不意打ちの意味です。
「喜ばせるためのサプライズ」がいつの間にか「驚かせるためのサプライズ」になってしまわないように注意しましょう。
もちろん、早く帰ってきてくれるのはとても嬉しいことなのですが、連絡なしで早く帰ってくるのは正直迷惑になってしまうんです。
妻に時間の余裕を作ってあげる
我が家の場合は通勤に30分程度かかります。
仕事が終わった際に「帰るよメール」を送っておけば、妻は30分という余裕の中で家事を終わらせて一息つくことができます。
「帰るよメール」に慣れたらもう一工夫
「帰るよメール」が習慣づいてきたら、さらに一工夫してあげましょう。より良い関係が築けますよ。
相手の体調を気遣う
「今日は体調どう?」「ゆっくり休めたかな?」など、相手の体調を気遣ってあげましょう。
仕事の進捗状況を伝えてあげる
「今日は仕事順調だよ」「今日は結構忙しい」など、簡単な状況を説明してあげるだけでも、大体の帰宅時間が予想できます。
退社時間の予想を教えてあげる
「今日の目標は17時ジャスト退社!」「会議が入っちゃったから、今日は19時くらいになるかも」と予想時間を教えてあげましょう。
早く連絡してあげる程、相手は予定が立てやすいのですが、仕事をする上でトラブルはつきものです。急な会議が入り、
「今日早く帰るって言ってたのに…」
なんてことにならないように気を付けましょう。
長時間の残業時は定期的に連絡してあげて
残業で遅くなるのは仕方ないのですが、帰りを待つ側はやはり心配です。遅くても2時間に1度くらいは終了予定の時間を教えてあげましょう。
「今おわったよ」メールの後に「遅くなってごめんね」の一言をつけ加えてあげると更に好印象です。
大切なのは相手の立場になって考えること
足が折れていれば誰だって気遣えるのに、精神疾患に対してはそれができません。
見た目では判断しにくいというのもありますが、単純に僕たちの知識や経験が不足していることが原因の場合もあります。
統合失調症という病気を少しでも理解しておけば、骨折した人に接する時と同じように、相手の立場になって考える事ができますよ。
関連記事に、統合失調症の基本的な情報をまとめておきましたので、病気について知りたい方は以下からどうぞ。

まとめ
はじめは上手くできなくても構いません。
気の利いた文章を無理に考えなくても、「今終わったよ」「これから帰るね」の一文だけあれば、それで十分です。
大切なのは続けること。
文章が苦手な人は、LINEスタンプや絵文字をためしてみてください。
特にLINEスタンプはバリエーションが豊富なので、送る側も送られる側もちょっとした楽しみになりますよ。
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