精神疾患家族の対応方法、大切なのはあなたが精神疾患にかからないこと

精神疾患家族の対応

あなたの家族の中に、精神疾患で苦しんでいるひとはいますか?

 

統合失調症やうつ病、双極性障害(躁うつ病)といった精神疾患は一度発症すると治療に長い時間がかかります。

精神疾患は脳の病気なので手術で良くなるものではありません。

介護生活も当然ながら長期間に及ぶ為、介護者の負担は非常に大きくなります。

そんな精神疾患患者を長期に渡って支える上で、介護者が絶対に守って欲しいことがあります。

難しいことではありません。

あなたの家族が精神疾患になった時、絶対に守らないといけないことはたった

それは、

「あなた自身が精神疾患にかからないこと」

これだけです。

え?それだけ?と思うかもしれませんが、介護疲れが出てしまう人は大抵自分のことについて無頓着。

「自分が頑張って支えなくては」という気持ちが大きすぎて無理をしすぎてしまうんです。

 

この記事では、精神疾患を抱える家族を介護する上で重要な、「自分が精神疾患にかからない為に気を付けるべきこと」を紹介します。

いくら精神疾患に対する対応が上手くても、自分が倒れてしまっては全てが台無しになってしまいますよ。

 

こんな方に読んで欲しい

  • 家族が精神疾患と診断されたひと
  • 精神障がいに対する接し方、対応方法がわからないひと
  • 自分はストレスに強いと思っているひと

 

精神疾患を支えるなら絶対に注意したい『介護うつ』

ストレス

『介護うつ』という言葉をしっていますか?

介護生活において介護者は肉体的、精神的に負担を強いられます。

介護うつとは、日々の疲れが徐々に蓄積していった結果、介護者自身がうつ病になってしまうことです。

特に精神疾患の対応は精神的な負担が大きくなるので、ストレスに対する対策が必要不可欠です。

ストレスに強いから大丈夫?安易に考えているあなたは要注意!

 

「私、ストレスには耐性あるから大丈夫!」

もしあなたがこのような考えを持っている場合は要注意です。

今まで精神疾患に接したことがない方は想像しにくいかもしれませんが、精神疾患の介護は

自分が想像している何倍もつらく、しんどいものと考えておきましょう。

私も介護の経験があり、性格もマイペースなので多少のストレスがあっても乗り切る自信がありました。

しかし、実際に精神疾患の妻を支えてみると、「こんなにも上手く対応できないものなのか」と頭を悩ませることが多々あります。

どれだけストレスに強いと感じているひとでも、無理を続けていれば簡単に介護うつになってしまうことを認識しましょう。

精神疾患はだれでもかかる可能性がある

統合失調症は100人に1人、うつ病は50人に1人、そのほかの精神疾患も合わせると、5人に1人は一生のうちに何らかの精神疾患にかかると言われています。

精神疾患は発症すると回復するまでに長い月日が必要

精神疾患の治療は長期間になることが多いです。

早く良くなる人でも数か月、長い人だと数年から10年以上かかる人もいます。

また再発の多い病気なので、体調が落ち着いた後も注意が必要になります。

薬物治療による副作用で生活が困難になる

精神疾患の治療は主に薬物による治療が一般的です。

薬の種類によって利き方はさまざまですが、副作用のない薬は存在しません。

治療中は病気の症状に加えて、薬の副作用により日々の生活が困難になってしまいます。

自分が精神疾患にかからない為に気を付けるべきこと

実際に気を付けていること

私自身が精神疾患にならない為に実際に気を付けていることを書きだしておきます。

1人で抱え込みすぎないこと

あなた1人で精神疾患を支えるのは限界があります。

精神疾患が落ち着く速度は患者本人や医師の力だけでなく、周りの協力次第で大きく左右されます。

他の家族も積極的に巻き込んで向き合っていきましょう。

無理をすれば自分が倒れるという認識をもつ

自分が精神疾患になり動けなくなってしまった時のことを考えることも大切です。

 

あなたが動けなくなった場合

  • どうやって収入を得ますか?
  • 料理・掃除・洗濯などの家事はどうしますか?
  • 患者の介護は誰が対応しますか?
  • 自分の介護は?

 

精神疾患の対応は10年以上かかることもあり長期間になります。

「無理をしすぎると自分が倒れてしまうんだ」という考えを常に持って対応しないといけません。

 

しんどい・つらいと感じたら逃げる勇気を

精神疾患の対応は思っている以上に体力・精神力を消耗します。

「これ以上はしんどい・つらいな」と感じた時は逃げる勇気も必要です。

特に夜間の対応は長引くと次の日の仕事にも支障が出てしまいます。

話を聞くのは何時までという線引きを、お互いが冷静な時に話し合っておくといいですよ。

精神科を受診してみる

精神科やメンタルクリニックは患者だけが行く場所と勘違いしていませんか?

実際に病院に行くと、家族やパートナーと一緒に受診している方が大勢います。

 

「今まで精神科に付いて行ったことがない。」

「家族が病気なのは知っているけど、あまり係わってこなかった。」

「じつは精神疾患のことをよく知らない。」

 

このような方は是非、受診を考えてみてください。

 

できれば定期的に受診することをオススメします。

これは医師に繰り返し相談することで、対応方法に自信がつくようになるからです。

また、患者本人も「1人じゃないんだな。」という安心感につながります。

 

当然ですが、医師には守秘義務があるので情報が漏れることはありません。

まとめ

責任感が強くまじめな人がなりやすい介護うつ。

決して他人事ではなく、自分が介護うつになるかもしれないという危機感を常に持ちましょう。

あなたが倒れないことは患者の為にもなります。まずは自分のことを1番に考えてくださいね。

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